そこにはいつも父がいた

「大阪の人も街も空もみんな大嫌い」天真爛漫、頑固一徹、強烈な個性を持つ父との葛藤。大阪の空の下、繰り広げられる透明な笑いと哀しみ。何を守り、何を伝えたかったのか。無数の問いかけ。セピア色の追想が光彩を放ち始める。

悲しい色やねん* 
2005/新風舎

はじめに/弥勒/ランドセル/夏の運動場/古い傷/でんやん/散歩靴/くちなしのある家/オルゴール/ぐい飲みひとつ 石ひとつ/悲しい色やねん/おわりに

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